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zoom RSS Bitの研修「だれもが暮らしやすい社会とは」

<<   作成日時 : 2007/10/21 01:50   >>

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市民福祉活動センターBitの研修のお手伝いをしてきました。
障害と心のバリアフリーについての理解を深める研修で、行政が主催してBitが講師を務めるものです。
今日は、その様子について書こうと思います。
主催者の了解を得ていないので、詳細は記述できませんが、概要と私が感じたことを中心に記事にしてみます。
(記憶で書いていますので、発言の表現等が正確でないかもしれません。お許しください。)

Bitについてはこちらをご参照ください
 → 当事者が講師(1)「出会い」当事者が講師(2)「活動に参加」

この日は、3日間の研修期間の初日でした。
テーマは「だれもが暮らしやすい社会とは」です。
概要は次の通りです。
1.基調講演
 ・明日はわが身のノーマライゼーション
 ・地域の隣人として共に生きるために
2.実習T「移動介助」(視覚障害、車椅子)
 ・介助の考え方と基礎技術
 ・介助体験実習
 ・ロールプレイ
3.実習U「聴覚障害」
 ・聴こえないことって?
 ・聴こえない人が望むこと
4.フォーラム「知ろう 日々の暮らしと思い」
 ・様々な障害と立場の人の話を聞くフォーラム
5.グループディスカッション
 ・次回の体験学習に向けて「何を感じ、どう考えるか」


私は、「1.基調講演」の一部、「2.実習T移動介助」を中心にお手伝いさせていただきました。
(Bitの皆さん、出番をいただきありがとうございました。)

「1.基調講演」は、Bit代表の佐々木さんから、多様性を認め合うことの大切さや、私たちが目指す社会について、障害者権利条約署名など最近の動きも含めて、文字通り基調講演がありました。
その後、若干の時間をいただいて、僭越ながら私から「地域の隣人として共に生きるために」という話をさせていただきました。

「2.実習T」では、視覚障害と車椅子の介助について、講義と実習を行いました。
ここで、ちょっとおもしろい実習が行われました。
ここだけは、少し詳しく書かせていただきます。

冒頭いきなり司会から次のような話があります。
 「皆さん少し緊張ぎみではありませんか?
  リラックスしていただくために、おせんべを用意しました。
  食べながら勉強しましょう。」
受講者の皆さんは、少しとまどった様子です。
 ・まだ始まったばかりなのに…
 ・お菓子食べながらなんて、いいのかしら…
 ・へぇ、随分気楽な研修だなぁ、でもなんか変…
(以上、私の想像した受講者の気持ち)
画像

おせんべが全員に行き渡ったところで、説明があります。
 「はい、今日のおやつはおせんべです。
  2人1組になってください。1人は手が使えません
  もう1人は相手の方を手伝ってください。」
受講者全員、苦笑いで「なぁんだそうか。変だと思った。」という反応。
各ペアで実習が始まります。

しばらくして受講者から感想を聞きます。
 ・小さく割ってくれたので、食べやすかった。
 ・まだ口に入っているときに、次を勧められると焦った。
 ・おなかがすいていなかったので、本当は食べたくなかった。

ここで講師から質問があります。
 「ところで皆さん、どうやって食べたいか聞きましたか?
皆さん首を横に振ります。
講師は…
 「皆さん小さく割って食べさせていましたね。
  でも、もしかしたらバリッと食べたかったかもしれませんよね。
  その前に、食べますか?と聞くべきだったかもしれません。
  実際、食べたくなかったという方がいらっしゃいました。
  まず、相手にどうしたいのかを聞くことが大切です。
  相手の気持ちや意志を聞くのが、介助の基本です。」

とても簡単で時間もかからない実習ですが、介助の基本を体験から「気づく」という、とてもおもしろくて効果的な方法だと思いました。

その後、介助方法を学ぶパートがありました。
視覚障害者の介助では、当事者役の方にアイマスクをしてもらいました。
アイマスクは、気をつけないと視覚障害者に対する間違った認識を与える恐れがあります。
 こちらの記事をご参照ください → 「障害って大変なんだ!?」
そのため、講師は事前に受講者に注意を促しました。
「皆さんは今日初めて見えない経験をするので、とても怖いと感じると思いますが、視覚障害者は同じように怖いと毎日感じて生活しているわけではありません。
そこは注意していただいて、見えないとどういう情報がなくて、どういう情報が感じられるようになるかを体験してみてください。」

ロールプレイについては詳細は割愛しますが、私は「いじわるな駅員さん」の役をやらせていただきました。
結構、楽しかったかも。(笑)

実習Uとフォーラムも有意義でした。
特にフォーラムは、様々な障害と立場の方から、それぞれの思いを語っていただき、とても興味深い時間になりました。
受講者の皆さんも、少し驚きながらも心に響いてくるものを感じながら、キーワードをメモしながら、熱心に聞いている様子でした。

私にとって、この日のような機会はとても貴重です。
一般の地域の人の理解を広げ深めることに、何かできないかといろいろ考えています。
今はなかなか時間もとれず、名案もないのですが、いつか私らしい発想の活動ができたら、などとのようなことを考えています。
そういう意味で、実際の啓発活動に参加させていただく機会は、経験と気づきを積み重ねる、とても大切な時間です。

それと、この日も新しい出会いがいくつもありました。
ゆっくりお話できなかったのですが、地域で人との繋がりが広がっていくのは、とても心強くうれしいものです。
このブログのPRもしてしまいました。
この日出会った方と、ブログを通じておつきあいが深まったりすると、これまたうれしいことです。

というわけで、とてもよい1日でした。
Bitの皆さん、受講者の皆さん、この日出会った皆さん、ありがとうございました
受講者の皆さん、あと2日間が実り多いことを期待します。
また、ご縁がありましたら、よろしくお願いします。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こういう体験も貴重ですね…
私は今日、チャレンジドの我が友・Nくんと一緒に街で楽しみましたよ!!
たかびごん
URL
2007/10/21 21:08
たかびごんさん、こんばんわ。
今シーズンも終わり、少し寂しいですね。
我々も充実したシーズンオフを送りましょう。
GAMI
2007/10/23 21:51

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