ボランティア雑記帳

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zoom RSS ボランティアはエラくない

<<   作成日時 : 2009/03/09 20:32   >>

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先日、TV番組における障害者の描き方についての記事を書きました。
TV番組が描く障害者像は、「明るく頑張っている」姿に偏っているのではないか、という考え方についてです。
 こちらの記事です → 「きらっといきる」は改革すべきか?
この記事を書いていて気づいたことがあります。
「ボランティアの描き方も同じだ」ということです。

TV番組や新聞報道に登場するボランティアは、概ね次のように描かれます。
・正義感や責任感から活動している
・自分を犠牲にして他人のために働いている
・優しい心と強い信念をもっている
・普通の人にはできることではない

はたして実際にボランティアの類のことをしている人達は、このような人ばかりなのでしょうか。
一部の項目に該当する人もいると思います。
しかし、全部あてはまったらその人は聖人君子です。
ボランティアは、そんなにエラい人ではないのでは?

<「明日を目指して・・・」エラいボラ?の図>
画像


多くの人はこんな感じではないでしょうか。
・ちょっとしたキッカケで始めた
・自分にできることをやっている
・やっていて楽しい
・誰にでもできることだ

私はまさにそうです。
でも、自分だけを基準に考えてはいけませんね。
もっとスゴイ人もいると思います。
ただひとつ言えるのは、TVで描かれている「エラいボラ」ばかりではないということです。

「明るく前向きに頑張っていて障害を乗り越えた障害者」ばかりではないのと同様に、
「正義感あふれる優しい心で自己を犠牲にして奮闘するボランティア」ばかりではないのです。
「愛される障害者像」によって、実際の障害者が生きにくいと感じることがあるのと同様に、
「エラいボランティア像」によって、実際のボランティアが活動しにくいと感じることもあるように思います。
障害者もボランティアも「頑張って」と声をかけられる。
別に頑張ってるわけではないのに。

「エラいですね」「普通できませんよ」
→「エラくありませんよ」「楽しくてやってますので」「一緒にやりませんか」
→「いやあ、私にはとてもとても」
→(違うんだけどなあ・・・)

残念なのは、ボランティアを難しいことだと思われてしまうことです。
誰にでもできることだし、できることをすればいい。
みんなが少しずつすると、社会全体が変わるのに。
そして自分自身も変われるのに。

自然に力を抜いて、楽しんで活動しているボランティアを、もっと描いてほしいものだと思います。
そんな思いもありまして、「ボランティア雑記帳」を続けています。
これからも、自然体でボランティアの楽しさを伝えていきたいと思います。
よろしくお願いします。

今日の記事はちょっと力が入りすぎたかも。
自然体、自然体・・・。

<補足>
今回は、一般にボランティアの類のものと思われている活動を「ボランティア」と表現しました。
私は自分のしていることを、もはや「ボランティア」だと思っていないので、書いていて違和感があります。
ボランティアにもいろいろあるわけですし、曖昧な言葉なので語弊があるかもしれません。
一般論として書いた記事ということで、ご理解ください。
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コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
本当におっしゃるとおり、私も同じことを考えますが、思っていることをとても上手に表現できて、さすがはGAMIさんです。
 ここに書くこと事態「ただ思ってることを書いているだけだよ」と言われてしまえばそれまでですが、私はGAMIさんの書いたことに反応しているだけで、自からブログやHPを作って発信していません。何度かGAMIさんにもすすめられましたがやってない、自分にできないことをしている人は「すごいなって、感じてしまいます。あえて偉いとはいわないけれど、頭でわかっていても実現させること、なしえることは、できない者から見ればすごいことと映ってしまいます。ボラや障碍者と触れ合っていない人もそんな感じでしょうかね?つづく
INA
2009/03/10 22:06
 まあ、TVの件は本当にその通りだと思っていたのですが、あらためてGAMIさんが書いた文を読んでみて、そう言えばボラや障碍者でなくとも、スポーツ選手や芸能人のことなどもそのサクセスストーリーなどかなりおいしく表現するよなって思いました(きっとさっき、柔道で金を取った格闘家の石井さんをTVで見たせいでしょう)TVの宿命でしょうか。
 障碍者やボランティアがTVでエキストラに演じてもらえる様になるまでは、取り上げてくれるだけでまだいいほうかな?
 特別なこと、偉いことと思う視聴者がいたらある意味心外ですが、とにかくいっぱい、沢山紹介してくれて、普通のことのように思えるくらいどんどん放送してちょうだ〜いって感じです。
INA
2009/03/10 22:08
INAさん、こんばんは。
お褒めの言葉をありがとうございます。

私はどちらかというと「思っていることを表現している」というよりも、「表現することで考えをまとめている」のかもしれません。
いつも記事を書くとき、漠然と「こんなことを書こう」と思って書き始めるのですが、書いているうちに「ああ、こういうことだったのか」とわかることがよくあります。逆に「やっぱり違った。そうじゃないんだ。」と思いなおすことも。
このブログの目的は、発信することと同時に、自分の考えをまとめることのようです。
話が逸れましたので、続きます。
GAMI
2009/03/11 22:29
はーい、続き待ってます
INA
2009/03/11 22:30
おっしゃるとおり、「自分にできないことをしている人」は「すごいな」と思いますよね。私もINAさんのことを「すごいな」と思うことがあります。
自分にできないことをしているボランティアを見て「すごいな」と思うのは自然なことです。でも、その人は自分を「すごい」とは思っていないわけで、ボランティアをすること自体は「すごくない」ような気がします。
自分にできることをする。それはそんなに難しいことではない。INAさんは同じ気持ちですよね。

「TVの宿命」・・・そうですね。とにかく障害のある人を含めて、いろんな人がたくさん登場してほしいものです。
GAMI
2009/03/11 22:37
 微妙ーですよね。
 障碍者、健常者の区別なく伝えて欲しいと思う気持ちもあるけど、区別しないと伝えられないこともあります。
 ボランティアの促進を考えたときもボランティアしようと誘うけど、「普通のことしよう」って誘うのもなんか変・・・。
 むづかしい問題でもあります。

 できることをすると言うことと、したいことをすると言うことはまた別なわけですが。するべき事、したほうがいいこと、頭でわかってることでも、実際実現するのは大変です。あせらず、急がず、ゆっくりと、そして継続ですね。
INA
2009/03/11 22:46
「区別しないと伝えられないこともある」「できることとしたいことは違う」・・・なるほど。
こういう本質的なことをズバッと簡潔に表現するとこが「すごい」んだよなあ、INAさんは。
はい、継続します。
今日はチャットになっちゃいましたね。ではまた。
GAMI
2009/03/11 22:51
 話をちょっと戻しますが、「私はボランティアでこんなすばらしいことをしています」とおっしゃる方も居るんですね。そんなかたに「いやいや、ボランティアは普通のことですよ」なんていったら大変なことになります。
 ボランティアの原則に社会性・公共性と言うことがありますが、これには「いいこと」と言うニュアンスが含まれて居ますよね。ボランティアを美化する感性はあってしかるべきなのかもしれません。その後活動を重ね、普通のことと認識していく・・・そんな経過が必要なのかな。

TVでも「いいこと」「すごいこと」と映ることはまあ一般的と受け取っておこうかなとも思います。
INA
2009/03/11 22:53
つまり、素晴らしいボランティアも、普通のボランティアも、両方存在することを認めましょうよ、ということですかね。ボラにもいろいろあるってことで。
そして「美しいボラ→普通のボラ→ボラ不要」かな?
GAMI
2009/03/11 23:01
 ありがとうございます。うまくまとめていただきました^^。
INA
2009/03/11 23:04
どうもどうも。またお願いします。
GAMI
2009/03/11 23:07
 過去の災害ボラでは、はじめてボラをする人も多く集まって、中には「来てやったんだ」的な方も少なくなく、全体の障害となって、かなりそのことが問題とされました。そういうことも考えるとGAMIさんが提起している通り、特殊であったり、偉かったりといった発信はできれば避けていただければいいかなって思います。近年の学校の授業(福祉教育)にもその辺のことの伝え方、ぜひ注意して欲しいものです。
 ボランティアはさせていただくものだと言うことはほんとに伝えて行きたいなと思うものです。
 TV局の方、学校の方見ていたらその辺よろしくお願いします。
(GAMIさん今日は引っ張ってしまってすいません、もう寝ますね^^;)
INA
2009/03/11 23:14
同感です。私なりにもっと伝えていきたいな。
では、おやすみなさい。
GAMI
2009/03/11 23:23
 もう一つ付け加えさせていただきます。
 「ボランティアを受け入れてくれる人もまた、ボランティア」
 私がボラをするとき、たとえば慰問演奏、たとえば福祉車両移送、たとえば福祉学習・・・つたない演奏を聴いてくれるボランティアに支えられ、私の運転する車に乗ってくれるボランティアにパワーをもらい、私の話を聞きメニューに参加してくれるちびっこボランティアたちに教わる。私はそんなボランティアたちのお世話になっているとつくづく思います。こんな私を受け入れお礼まで言ってくれるやさしいボランティアの皆さんにボラさせていただいています。
INA
2009/03/19 01:31
「ボラを受け入れる人もボラ」・・・同感です。「両方OK」に通ずる考え方ですね。「ボラはエラくない」ことの証拠かもしれません。相手のために犠牲になっているわけではない。相手が受け入れてくれて初めて、ボラは存在できる。ボラは「してあげる」存在ではなく、「させていただく」存在。ボラも、ボラを受け入れるボラも、ともに満足感を得ている。

そういうことなんですけどね。なかなかわかってもらえない。ご家族とか、支援者とか、NPOとかも。

すみません、今日の返コメは愚痴っぽいですね。気持ち切り替えま〜す!
GAMI
2009/03/20 15:29
 初めまして。ブログ村からお邪魔します。よろしくお願いします。「ボランティアは偽善か」からこちらの記事へ参りました。ボランティア関連記事を少々拝見しただけですが、ちょうど今の季節のような雰囲気かと・・・。

 マスコミの報道の仕方は、変わらないんじゃないかと思っています。平均的な目立たないものは取り上げないんですね。目立つものを取り上げるか、目立つものにして取り上げるか・・・。マスコミも競争が厳しいですから、しかたないんでしょうね。そういうことを考慮して、報道に接するようにしています。

 体調が悪くなったこともあって、昔と比べるとすっかりボランティアをしなくなりました。そういう現状を書いたものをトラックバックさせて頂こうかと思いましたが、同種のブログでないので、出来ないみたいですね。厚かましいですが、こちらに。http://blog.livedoor.jp/kokoro_no_fukei/archives/51989493.html よろしかったらどうぞ。

 少し落ち着いたら、今の自分に合ったボランティアを見つけようか、と思っています。

 では、失礼します。お元気でご活躍くださいませ。
荻野誠人
URL
2012/04/09 13:18
荻野誠人さん、はじめまして。コメントありがとうございます。お返事遅くなり申し訳ありません。

ブログ記事、拝読いたしました。「できる範囲でする」…その通りだと思います。無理なくやりたいことをやる。他人の評価など関係なく、自分の意思としてする。相手の了解を得て、迷惑をかけない範囲で。

腰痛…私も腰痛持ちですのでわかります。障害のある人の介助も、できる範囲でのみしています。荻野さんも無理せず、ご自身に合った活動が見つかるといいですね。

よろしかったら、またご訪問ください。ボチボチやってますので。ありがとうございました。
GAMI
2012/04/11 00:38

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