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<<   作成日時 : 2009/09/26 20:16   >>

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少し前の話ですが、心を揺さぶられる出来事がありました。
ある施設に、用事があって行ったときのことです。
そこで、Sさん(実際のイニシャルではありません)に久しぶりに会いました。
その施設に入所して生活している人です。

私は以前、Sさんとよく外出しました。
夢や悩みも、たくさん聞かせてもらいました。
でも、復職して時間が限られるようになり、私はSさんの期待に応えられなくなりました。
そして、気がつくと疎遠になっていました。

この日、私を見つけるとその人は懇願するように言いました。
「話したいことがある」
私は「用事が済んだら帰りに寄るね」と答えました。
帰りに寄ってみると、少し取り込んでいる様子。
次の予定の時間が迫っていた私は「後で連絡しよう」と思い、声をかけずにその施設を後にしました。

後ほど、Sさんからメールが届きました。
「話したいことがあったのに」
私は事情を説明して謝りました。
そして、メールで話を聞きました。
話せる人は限られる内容でした。

<メール>
画像


Sさんは、この話をする人を求めていたのです。
誰かに話したい。聞いてほしい。
でも、話せる人は限られている。
そこへ私が現れて、どうしても聞いてほしかった。
すがるような気持ちで私に訴えた。
「話したいことがある」

ここ数年、私はSさんの期待にほとんど応えられませんでした。
私にできることは限られており、仕方がなかったのです。
できないことは、誠意をもってお断りするしかないのです。

でもSさんにとっては、私は話せるわずかな人のひとりだった。
外出の介助だけなら、サポートする人はいるのでしょうけど。
私に去られてしまい、どんな思いだったか。
そう思うと、心を揺さぶられてしまいました。

私は全ては背負えません。
勇気と誠意をもってお断りするしかないことは多いです。
私は休職期間中に、一度風呂敷を広げてしまいましたので。
それは仕方のないこと。
でも、それはお互いに辛いことです。

<関連記事> お断りすること
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コメント(2件)

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 そこに山があるから登るという。山が見えるのに登れないなら、とても辛いものです。
 山はあってもだれしもが登るわけではない。そこに自分があるから、登るべき山となる。
 頼られることは、私を含めボランティアならこの上ない喜びだと思います。しかしそれに答えられないことはやはりつらいものですよね。

 それでも思いました、話せるGAMIさんの存在は、たとえ話せなくても希望としてその存在は大きいと。話す相手に心当たりがなければあきらめとなることでしょう。あの人に話したい、あの人になら話せると思えるGAMIさんがいる、出会いがあったということはとても素晴らしいことですよね。広げた風呂敷は余計なことではなかった。とても素晴らしいことだったと思います。
 以前傾聴ボラの方と接しお話を伺ったことがありました。自分も傾聴のボラはできるなと思いましたが、それ以上に私自身が傾聴ボラを利用したいと思いました。言いたいけど言えないことってあります。聴いてくれる相手がいない状況は、言いたいという感情もなくしてしまします。あの人に言いたい、聴いてほしいと思えるだけでも、素晴らしいことだと思います。
INA
2009/09/29 01:23
INAさんこんぱんは。
「そこに自分があるから、登るべき山となる。」・・・示唆に富んだ深いお言葉です。「そこに山があるから」ではなく、「ここに私がいるから」でしたね。

「広げた風呂敷は余計なことではなかった。」・・・ありがとうございます。少し気持ちが軽くなりました。
「聴いてほしいと思えるだけでも、素晴らしいこと」・・・そうかもしれませんね。私も「聴いてほしい」と思って記事を書いているのかもしれません。

今日のコメント、救われました。感謝です。
GAMI
2009/09/29 22:10

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