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zoom RSS コミュニティフレンド(72)活動費は必要か

<<   作成日時 : 2011/11/21 22:12   >>

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コミュニティフレンド(以下「CF」)では、参加した人に「活動費」が支払われています。
障害のある人(パートナー)と、地域に住むCFがペアで一緒に時間を過ごします。
「活動費」は、CFに対して活動一回当たり一定額(月間上限あり)が支払われます。
謝礼・交通費・経費等は支払われず、「定額の活動費」方式をとっています。
この「活動費」については、CF・パートナー・家族・事務局…、それぞれの思いがあり、ときどき議論になります。

CFとは、地域で障害のあるひとと「街の中の友だち」として関わる人のことです。
CFについては、こちらをご参照ください。
 → テーマ「コミュニティフレンド」

ボランティア一般についても、謝礼・経費(交通費・食事代・入場料等)の取り扱いについては、様々な考え方があり、それぞれの思いがあります。
正解はありませんし、人それぞれ考え方が違う問題なので、一概には言えません。
「ボランティア=無償奉仕」と考える人もいるでしょうし、一方で「有償ボランティア」も次第に増えてきています。
また、私の主な活動である「友人としてのおつきあい」については、「友人」の捉え方もあいまって、さらに難しくなります。

このあたりについては、以前(4年前ですが)記事を書いていますので、こちらを是非ご一読ください。
 ◆謝礼、交通費、食事代(1)
 ◆謝礼、交通費、食事代(2)

<私が参加していた頃の「CF連絡会」>
画像


さて、CFの場合はどうか。
CFは「友だち」ですが、同時に「仕組み」でもあります。
「一般的なボランティア」と「友人」の間に、それぞれのペアがいるような感じだと思います。
ペアごとにその位置は違いますし、CFもパートナーもそれぞれの思いでおつきあいをしています。

CFも人によっては、
 ・活動費は受け取りたくない
 ・できればいただきたい
 ・どちらでもよいが、いただけるならありがたく頂戴する
 ・活動費ではなく交通費・その他経費の実費だけほしい
…など、様々だと思います。

一方で、パートナー(の家族)の側も、
 ・自分で直接CFにお礼をしたい
 ・謝礼などの負担はなかなか難しい
 ・制度としてCFに活動費が払われるようにしてほしい
…など、こちらも様々だと思います。

個人と個人のおつきあいなら、お互いの気持ちを率直に話して、決めればよいでしょう。
私は、友人づきあいをしている木村さん・大山さん(ともに仮名です)とは、そうしています。

しかしCFは仕組みです。
ですから一定の決まりごとが必要。
そこで、「活動費」という形で運営してきた。

CF連絡会などの会合になると、必ずこの活動費が話題になります。
予算が毎年変動することもあり、事務局は参加者の実に様々な思いを受け止めながら、運営に心を配ってきているのだと思います。
私は既に引退していますが、最近は「CF・パートナー個人の気持ちを反映できる工夫」もしていると聞いています。

様々な考えがあるテーマで、正解はありません。
しかし、仕組みとして一定の決まりごとの中で活動していくわけですから、自分はどう感じてどう考えるかを決めて、それを関係者に率直に伝えていくしかありません。
私はそれを伝えながら、仕組みで決められた「活動費」は頂戴していました。

OBの身で差し出がましいようですが、今後も参加者がそれぞれの思いを伝えあい、より望ましい方法を探っていってほしいと思います。

<関連記事> テーマ「コミュニティフレンド」
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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
ボランティアの無償・有償。
CFの無償・有償。
さまざまな考え方があり、明らかにこれが正解という答えもないのが現状だと思います。
ただ、

 ・ボランティアにしてもCFにしても報酬を  目的に行うべきものではない。

 ・障害者がいわゆる社会で人々に接する機会  はまだ少ない。

 ・接する機会を増やすためには、今の日本で  は仕組みが必要(徐々にその仕組みは必要  なくなっていくことが望ましい)。

 ・福祉は慈善が発祥であるため無償のイメー  ジが強い。

 ・だからといって、依頼する側が「タダが当  然でしょ」という態度で臨むことは誤り。

ということだけは言えるのではないかと思います。

そうなると、やはり精神論的な要素が強くなり、さまざまな意見が飛び交うことになります(その意味ではよい意味での過渡期なのだとも思うのですが)。

と考えると、やはり何らかの仕組みが必要であり、その仕組みに則って依頼を行い、趣旨に賛同できる方が参加するというかたちが現状ではないかと思います。
しかし、その仕組みを考えていく上では、依頼する側、される側の意見を最大限、反映していくことが重要となってくると思います。

結局、精神論に終わってしまいました

 ・
USC
URL
2011/11/23 16:19
USCさん、こんばんは。

おっしゃる通りです。
仕組みは過渡期なのでしょう。
…と信じたい!

このブログ訪問者の検索ワードに「ボランティア 謝礼 どうする」などが、いつも上位に入っています。
みんな悩んでるんでしょうね。
払う方も、もらう方も。

いずれにしても、黙って不満に思うのではなく、率直に気持ちを話し合いたいものです。
GAMI
2011/11/23 21:14
GAMIさん、こんばんは。
私は過去2回しかCF連絡会に出席しておりませんが、CF当事者からは報酬(?)についての話は出ませんでした。2回とも、出席者が比較的新しいメンバーだったせいもあるのかもしれませんが。
最初にコーディネーターの方からその話をきいたときは、へーって思いました。私はこれまでボランティアもやったことがないので、そもそも有償という概念がなかったのです。
私にとって、お金をいただくのはあくまでも仕事の対価としての報酬しか考えたことがないので、仕事ではないのになあ、というのが率直なところです。
かといって、そういう仕組みならがんばって拒否するのも変ですし・・でも有償ならやるけど無償ならやらないとなると、本末転倒というか、ちょっと話がおかしくなるような気がします。
marie
2011/11/23 22:44
 活動費等の考え方はそここの団体が実情に合わせて決めると言う事で尽きますよね。
 活動費を否定するボラは、活動費0の団体のお世話になればよい訳で、活動費がなくっちゃやってられないと言う方は活動費に納得のいく額を提示する団体のお世話になればよいと言うことになります。
 そして団体はより沢山の方に参加してほしいので皆さんの意見を聞いて悩まなくてはいけないということですよねー。

 ただ、ボランティア=無報酬という考えがあることと活動費の問題は切り離したいと考えます。活動費は報酬ではありませんからね。呼び方を変えただけじゃないか?という意見もありそうなところが悩ましいですけどね。

 ところで、ボラがパートナーにおごってはいけないと言うルールも悩みどころかもしれません。
 友達ならおごるおごられると言う事はよくあることですけどね。CFで際限なくおごっちゃうような方には釘を刺さないと、自立心や他のボラとのバランスなどにおいて問題がありますものねー。
 あんまり考え過ぎるとプレゼントはどうするの?などいろいろ出てきます。でも議論は重ねて行かないとねー。こんなのもサンデルさんに講師に来て頂いて議論してみたくなっちゃいますね。
 
INA
2011/11/24 02:41
marieさん、こんばんは。
先日お会いしたときも、少し意見交換できましたね。
コメントで他の訪問者の皆さんと共有していただけて、ありがたいです。

marieさんとしては、ボランティアは無償というイメージがあったので、活動費には違和感があったということですね。
そういう人も多いような気がします。
私自身はCFを有償ボランティアだとは思っていませんでしたけど。
交通費だけで持ち出しでしたので。

「有償ならやるけど無償ならやらない」…私はそれでも構わないと思います。
ボランティアは、お互いにOKである必要があります。
「無償では自分はOKではない」のであれば、無理してする必要はないと思います。

上記は私の感じ方です。
そう感じない人もいるでしょう。
ボランティアとはそういうものです。
様々な人が、それぞれの価値観で主体的に行動する。
お互いにOKなら成立するし、片方がNGなら成立しない。
お金も要素の一つ。
ボランティアのことでお金を語ることは、決してタブーではないと思います。
むしろ率直に語るべきだと。

あー、この話、尽きませんね。
GAMI
2011/11/24 23:18
INAさん、こんばんは。
「団体が実情に合わせて決める…」…同意です。
その活動のやり方が自分に合わないのであれば、積極的にそう伝えるべきです。
そして、どうしても合わなければ、合う活動を探すか自分でやればいいだけです。
相手も賛同してくれないとできませんけど。

「活動費は報酬ではない」…これも同意です。
私はCFの活動費を報酬だと思ったことは一度もありません。
税務上の取り扱いも…。

「おごる、プレゼント」…ますます微妙ですね。
個人同士なら「両方OKかどうか」で考えればいいですし、実際私は木村さんや大山さんとはそうしています。
ただ、仕組みのある活動となるとルールが必要で、グレーゾーンになります。
このあたりは白黒つけずに、グレーにしとけばいいような気もします。

ま、悩みながらコミュニケーションをとりながら、やっていくことですね。
またご意見お聞かせください。
GAMI
2011/11/24 23:31
こんばんは、たびたびお邪魔します。
「活動費」というのは、報酬でなくいわゆる諸経費なのですね、、そう考えると少しわかりやすくなります。ボランティアの世界では「活動費」も選択のひとつの基準になるかもしれないということは、まさに目から鱗でした。
このことは、自分なりにまたじっくりと考えてみたいと思います。「活動費」のこと、教えていただいてありがとうございました。
marie
2011/11/25 22:19
marieさん、こんにちは。
そうなんです、いろんな言葉があって、それぞれの意味の捉え方が人によって違うので、ややこしいんだと思います。
活動費・報酬・経費・諸経費・謝礼・交通費・食事代…。
私の中で大雑把にいうと、交通費等の経費と謝礼の意味合いが一部入ったあいまいな位置づけが活動費、という感じでしょうか。
諸経費の「諸」もあいまいですね。
ポイントは「自分なりにどう受け止めるか」のような気がします。
あくまで私の考えです。
いろんな感じ方があることに、私も気をつけないと。
GAMI
2011/11/26 13:52

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