初めてのボランティア②

昨日の続きです。

しかし、やはり楽しいばかりではありませんでした。
トイレに行くときは、私はどうしたらよいのかわからず、経験のある人が介助している横で何もできませんでした。
食事のときも困惑してジロジロ見るばかりで、何も手伝えませんでした。
(結局彼は食事介助は不要だったのですが)
私は情けない気持ちになりましたが、このプロジェクトは「参加者は初心者」を前提にしていたので、ご本人や周りのひとはあまり気にしていないようでした。
プロジェクトが終わったあと、「ボランティアって誰でもできるんだ」、ひとりでも多くの参加者がそう感じてくだされば、このプロジェクトは大成功です。
東京ディズニーランドで過ごす一日が、皆さんのボランティア活動の入り口になれば幸いです。
また、これをきっかけとして「継続」したボランティア活動に踏み込んでいただくことを熱望します。
(参加者向けの資料の冒頭より)

「KIDS」とは「Kowing is Doing Something (行動して初めて何かを理解することができる。やってみなければわからない。)」という意味です。
つまり、「初めてのひとも、とにかくやってみよう!」というものでした。
KIDSの活動は毎年1回で、パートナーとは基本的に一度限りのおつきあいになります。
毎年参加するひともいますが、1~2回参加したあと自分にあった継続的な活動をみつけて離れていく参加者も多く、私もそのひとりでした。
でも、社会人を中心とした数百人の「初心者」が、「ボランティア活動の入り口」を毎年通過していくこの活動は、裾野を広げるという意味で、素晴らしい役割を果たしていると今でも思います。

さて、グループの皆さんに支えられて、なんとか一日の活動を終えた私は、「なんともいえない満足感」の中にいました。
「人のために何かした」という充実感ではありませんでした。
自分自身の満足感だけ。
「勉強になった」とか「よい経験になった」とは思いませんでした。
ただ、楽しかっただけ。
理由はわからないけど楽しかった。
「いいことをした」という充実感を予想していましたが、私が得たのは「楽しかった」という満足感だったのです。

この感覚に、ボランティアの類に関わっているひとは、おそらく共感していただけると思います。
この「なんともいえない満足感」がここちよくて、このあと私はボランティア活動にはまっていきます。

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