「三人暮らし」を読んで

五十嵐正人さんの「三人暮らし」という本を読みました。
五十嵐さんは、市民グループの活動で出会った方で、それ以来お世話になっています。
3月に名川さんのブログで、五十嵐さんが本を出版されたことを知り、さっそく購入して拝読しました。
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五十嵐さんは、障害のある方を対象に、福祉制度によらないサービスを提供する事業を、個人で展開されています。
制度ではできないこと、制度とは違う発想のサービスが必要と考えて、約20年間に渡って実践していらっしゃいます。
その考え方、試行錯誤の様子、悩みと希望などを、小説の形で執筆されたのが「三人暮らし」です。
「お泊りの家」という個人福祉サービスを行なっている<僕>は、障害の重さから施設にも受け入れてもらえなかった<裕子さん>を引き取ることに。そこへ女性スタッフの<小島>も泊り込むことになり、制度も血縁も関係ない「三人暮らし」が始まった・・・・・・。 (本の「帯」より引用)

五十嵐さんは、福祉制度によるサービスを「社会福祉」、ご自分が提供しているサービスを「自由福祉」と呼んでいます。
そして、これらは対立して否定しあうものではなく、「もうひとつのもの」として共存すべきものと考えています。
「三人暮らし」を読むと、このような考え方が、毎日の様子や人との関わりの中で、わかりやすく伝わってきます。

五十嵐さんのお話は、これまでも何度かお聞きする機会がありました。
休職中に参加した市民グループの活動「ビーフレンズ」で、五十嵐さんはアドバイザーを務めていらっしゃいました。

「ビーフレンズ」の活動についてはこちら → 「友達になろう」

五十嵐さんには、その市民グループの会合で何度かお会いしていましたし、五十嵐さんが講師の勉強会にも参加させていただきました。
また、助成金をいただくためのプレゼンで、一緒に活動の必要性を訴える機会もいただきました。
(昨年末は忘年会もご一緒させていただきました)
そんな場面で、五十嵐さんの考え方には触れてきたのですが、今回「三人暮らし」を拝読して、改めて五十嵐さんの信念をよく理解することができました

五十嵐さんのブログはこちら → 「裕子ねーんね」

ひとつの分野で独自の信念を持ち続け、それを実践しながら自信を深めていき、世の中に訴えて社会を変えていこうとする。
そんな五十嵐さんのパワーには、圧倒されるものがあります。
福祉に関係のあるひともないひとも、是非一度お読みいただきたい一冊です
読後感はひとそれぞれだと思いますが、何かを感じていただけるものと思います。

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